料理にちょっと彩りを足したいときや、香りづけに欠かせない「長ネギ」。でも、白い部分はすぐ使い切っても、青い部分だけが余ってしまう…なんてこと、けっこうありますよね? しかも放っておくと、青い部分ってすぐにシナシナになったり、ぬめりが出てきたりして使えなくなることも。
実はこの「長ネギの青い部分」、ちょっとした保存方法の工夫でぐっと長持ちさせることができるんです。この記事では、冷蔵・冷凍・常温、それぞれの保存法と、ネギが長持ちする理由までしっかり紹介していきます!
長ネギの青い部分が痛みやすい理由
まず、なぜ青い部分だけが早く傷みやすいのかを知っておくと、保存法の理解がぐっと深まります。
長ネギの青い部分には、水分と繊維が多く含まれています。この部分は外見こそ丈夫そうに見えても、実は乾燥や温度変化に敏感。さらに、光や酸素に触れることで酵素が活性化し、細胞が分解されやすくなるという性質を持っています。
つまり、冷蔵庫の中でラップをかけずに放置しておくと、水分が抜けてシワシワに。逆に湿気の多い環境では、細菌が繁殖してぬめりが出る…。このように「乾燥」と「湿気」、どちらにも弱いという厄介な特徴があるのです。
効果的な保存法①:キッチンペーパー+ポリ袋で冷蔵保存
もっとも手軽でおすすめなのが、冷蔵保存です。ただし、そのまま冷蔵庫に入れるとすぐ劣化してしまうので、ひと手間加えましょう。
手順
- 長ネギの青い部分を軽く洗い、しっかり水気を拭き取ります。
- 新聞紙またはキッチンペーパーで包みます。
- さらにポリ袋(または保存袋)に入れ、軽く口を閉じるのがポイント。
- 冷蔵庫の「野菜室」に立てて保存します。
これで、通常3〜4日しかもたない青い部分も、1週間〜10日程度は新鮮さをキープできます。包むことで湿度を保ちつつ、通気性も確保できるので、ぬめりを防げるのです。
効果的な保存法②:小口切りで冷凍保存
「すぐに使わないけど、捨てるのはもったいない!」という場合は、冷凍保存が断然おすすめです。青い部分は加熱しても香りが飛びにくく、味噌汁や炒め物などで大活躍します。
手順
- 青い部分をよく洗い、水分をしっかり拭き取ります。
- 使いやすい長さ、または小口切りにカットします。
- 冷凍用保存袋に入れて、平らにならして空気を抜くのがコツ。
- 袋のまま冷凍庫へ。
この方法なら、約1か月は保存可能。使うときは、凍ったままそのまま鍋やフライパンへ投入OK。解凍する手間もなく、香りも十分楽しめます。
効果的な保存法③:青い部分を水に差して「ネギ再生」
実は長ネギの青い部分、根元が少し残っていれば再生できるって知ってました? これはちょっとした節約&エコ技です。
手順
- 青い部分の根元を2〜3cmほど残してカットします。
- コップや瓶に水を2〜3cmほど入れ、その中にネギを立てます。
- 直射日光を避け、明るい場所に置きます。
- 水は毎日取り替えること。
すると、数日で青い部分がにょきにょき伸びてくるはず。これは、ネギの成長点がまだ生きているからなんです。植物の光合成と細胞分裂の力を利用して、まるで再利用するように「再収穫」できるわけですね。
青い部分は栄養も豊富!捨てるのはもったいない
青い部分には、白い部分よりもβ-カロテンやビタミンCなどの栄養が多く含まれています。特に、β-カロテンは体内でビタミンAに変換され、免疫力アップや粘膜の健康維持に役立つ成分。
さらに、青い部分特有のピリッとした香り成分「アリシン」は、抗菌作用や血行促進効果もあるんです。つまり、ちゃんと保存して使い切ることで、料理の風味だけでなく健康面でも得するというわけ。
保存のコツをもう一度おさらい!
- 冷蔵保存:キッチンペーパー+ポリ袋で1週間〜10日キープ
- 冷凍保存:小口切りにして1か月OK、凍ったまま使える
- 再生保存:根元を水に差せば再び育つ!
この3つを覚えておくだけで、長ネギの青い部分をムダにすることがなくなります。
まとめ:ひと手間で青い部分はぐっと長持ちする!
長ネギの青い部分を長持ちさせるコツは、「乾燥させすぎず、湿らせすぎず」のバランスを取ること。冷蔵・冷凍・再生、それぞれの特徴を活かして保存すれば、いつでも新鮮なネギが使えます。
次に長ネギを使うときは、ぜひ青い部分も捨てずにこの保存法を試してみてくださいね。ほんのひと工夫で、食卓の香りも、財布の中身も少しうれしくなるはずです。

